お母さんが教えられたお米の量り方

先日保護者の方から驚きと嬉しいお話をお伺いすることができました。

この夏休みにご家族でキャンプに行ってご飯を炊く時
そのお米をお母さんと1年生の生徒さんが量っていたのですが、その時の会話です

母「この1合と書かれている所は180mlなんだよ。5合量りたいから5回だね」
生徒「ママー。じゃあこの300って書かれてる所までを3回量ればいいんじゃないの?」

これは、私が掛け算でいつも伝えていること。
×5というのは×10の半分ですよね?
この「数量」をしっかりと理解できている生徒さんは「180×5だから×10の1800の半分。ということは900だ」
と瞬時に計算し、「じゃあ300を3回量ったほうが楽ではないか」とまで考えることができたみたいです。

お母さんは驚きと、本当に?!と計算したそうです。
大人の方が凝り固まった、いわゆる筆算での掛け算で計算しがち。
柔軟に考えられる、その大切な時期に色々な方法で「考える」ことをしているかが重要なのではないかと思います

私はよく、「筆算が悪いわけではない」「たくさんの武器を持っていることが大切」
「その時その時、どの武器を使おうか」と選んだらいいんだよとお伝えしています。

こんな話が聞けて、幸せになった㏠でした。

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この記事を書いた人

ふみ先生
17年前までは普通の主婦として家庭を支えていましたが、子どもたちの成長を見守る中で、介護福祉士として数年働いた後、幼児・小学生向けの天才児育成に特化した塾で10年間講師を務めました。現在は個別の家庭学習指導を行い、3年ほどの経験があります。
私の教育に対する思いは、幼児期からの思考力や計算能力の育成が、その後の学業や受験に大きく影響すると信じていることです。特に、親子間の会話や日常生活での学びが重要であり、楽しく無理なく学ぶ環境を提供することを心がけています。
近年、働くお母さんが増え、子どもとの時間が取りにくくなっている現状を理解しており、そのような親御さんをサポートしたいと考えています。私自身も2人の子育てを経験しており、娘は公立外国語大学に進学し、息子は東京大学に進学しました。この経験を活かし、他の親御さんのお手伝いができればと願っています。
現在は「サニーサイド」の代表講師として活動し、子どもたちが楽しく学べる環境作りに力を入れています。私の経験と知識を活かして、多くの子どもたちとその家族に貢献できることを嬉しく思っています。

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