学校の授業についていくのが難しい、理解に時間がかかる、一度で内容が頭に入らない…。
そんな悩みを抱える保護者の方は、実はとても多いです。
私は家庭教師として、多くのお子さんと向き合ってきました。
その中には、発達障害(ASD・ADHD・LDなど)の特性を持つお子さんや、学校に行きづらさを感じている 不登校のお子さん も少なくありません。
でも一つだけ、はっきり言えることがあります。
それは 「学習のスピードが違うだけで、学ぶ力がないわけでは決してない」 ということです。
最近では、以前のように中学受験を目指すお子さんからの依頼と同じくらい、「学校の授業をしっかり理解できるようにしたい」「少し先取りして授業が分かるようにしたい」といった依頼が増えています。
その中には、学習の進み方がゆっくりな子どもたちも少なくありません。
保護者の方にとっては、「このまま学校についていけるのだろうか」「家での学習もなかなか進まない」と不安に思う瞬間もあるかと思います。
そんなときこそ、焦らず、安心して学べる環境を整えることが大切です。
発達特性やペースに合わせた柔軟な学習サポート
発達特性のあるお子さんや、不登校で学習が止まってしまったお子さんは、
理解のしかた・集中のリズム・得意不得意の幅がとても広いです。
だからこそ、次のような指導を大切にしています。
- 学校の内容を丁寧に復習し、理解の抜けを一つひとつ埋める
- 先取り学習で「授業が分かる」という成功体験を積む
- 発達特性に合わせて、教材・説明方法・量を調整する
- 「できた!」と実感できるステップを細かく設定する
お子さんによっては、
・短い集中が得意なお子さん
・たくさんの繰り返しが必要なお子さん
・視覚的な説明の方が理解しやすいと感じるお子さん
・手を動かす学習によって、より早く習得できるお子さん
など、色んなお子さんがいます。
それら一人ひとりに合わせて学習プランをカスタマイズすることで、
「分かる」「できる」という手応えを確実につかみ取ってもらい、「楽しい!」と思ってもらえるようなレッスンを心がけています。
不登校のお子さんとの指導も増えています
最近は、学校をお休みしているお子さんからのご相談も増えています。
- 学校に行けていない間の学習の遅れ
- 勉強をどこから再開すれば良いか分からない
- 自宅で学ぶ習慣が作れない
こうした悩みを抱える保護者の方に対しても、私は
“今の状態から、できることを一歩ずつ” を大切にサポートしています。
学校に行けていない時期があっても大丈夫。
実際私の娘も高校生の時、少しの間学校に行けない時期がありました。
今から考えれば、ほんの少しの休憩。でも、当時の私は「もうすぐ大学受験なのに、置いてけぼりにならないのか・・・」など、本当に悩みましたし、そんなことだからこそ、同じ学校のママ友には相談できなかったという経験があります。
本人の気持ちと体調に寄り添いながら、少しずつ生活リズムを取り戻し、学校にもふとした瞬間から行けるようになりました。
家庭教師の役割は「安心できる学びの場所」をつくること
学習につまづきがあるお子さんは、
「分からない」「失敗した」という経験を重ねるほど、自信を失いやすくなります。
- 否定しない・比べない
- 理解できるまで丁寧に向き合う
- 小さな成功でも一緒に喜ぶ
- 本人のペースを尊重する
この4つを、指導の土台にしています。
すると、どんなお子さんでも必ず変化が生まれます。
「できた!」「分かった!」の積み重ねは、
学力以上に 自信と意欲 をつくってくれます。
保護者の方へ
もしお子さんが…
- 学校の授業についていけない
- 発達特性があり、学習が進みにくい
- 不登校で勉強が止まっている
- 家での学習がうまくいかない
そんな状況でも、どうか不安になりすぎないでください。
その子のペースで、その子に合ったやり方 で、着実に前へ進めるよう全力でサポートします。
- 学習のペースに合わせた個別指導
- 発達特性に配慮した説明と進め方
- 家庭との連携で継続できる学習習慣づくり
お子さんが「自分でもできる」と思える未来を、いっしょに育てていきます。
学習は一人で戦うものではありません。
一つ前の投稿を見ていただきたいのですが、とにかく一人で悩むのではなく、私を使っていただきたい。
小さい相談をたくさんしていただきたいと思います。
焦らず、安心して、少しずつ前へ。
その一歩を、私はいつでも支えたいと思います。

