泣いちゃった小学二年生の話

先日、ある二年生の男子生徒さんの授業に伺いました。
その際、帰り際にお母さまからこんな話を聞きました。

2年生になって約1カ月。ある休日急にその子は泣いてしまったそうです。
お母さんが話を聞くと、学校で・習い事などで少し疲れも出てきて、しんどかったそうです。
そこでお母さまのとった行動は・・・

息子さんに色々と話をさせて、何がしんどいと感じていて、何を休憩したいかを聞いたそうです。
その子は自分で「やらないといけないこと」「やりたいこと」「休憩したいこと」を決めたそうです。
そしてその決めた事を、お父様に自分の口から説明して、一緒に考えてお子さんの意志を尊重され、休憩する習い事を決められたそうです。
素晴らしいご家族ですよね。

また習い事を、いきなり「辞める」という選択ではなく、「休憩」という選択をしたこともいいことだと思います。
親御さんにとって「辞め癖がついてしまうのではないか」と心配されますよね。
少し休憩して、どうしてもしんどいと感じた時は、その時は辞め時なのかもしれません。
投稿にも書かせていただいたことがありますが、「子どもに決めさせること」は大事なことです。
幼いながらに、ちゃんと自分の意見を持っていて、それを頑張って親御さんに伝えて、一緒に考えて・・・。
これこそが、大事な幼児教育だと思います。



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この記事を書いた人

ふみ先生
17年前までは普通の主婦として家庭を支えていましたが、子どもたちの成長を見守る中で、介護福祉士として数年働いた後、幼児・小学生向けの天才児育成に特化した塾で10年間講師を務めました。現在は個別の家庭学習指導を行い、3年ほどの経験があります。
私の教育に対する思いは、幼児期からの思考力や計算能力の育成が、その後の学業や受験に大きく影響すると信じていることです。特に、親子間の会話や日常生活での学びが重要であり、楽しく無理なく学ぶ環境を提供することを心がけています。
近年、働くお母さんが増え、子どもとの時間が取りにくくなっている現状を理解しており、そのような親御さんをサポートしたいと考えています。私自身も2人の子育てを経験しており、娘は公立外国語大学に進学し、息子は東京大学に進学しました。この経験を活かし、他の親御さんのお手伝いができればと願っています。
現在は「サニーサイド」の代表講師として活動し、子どもたちが楽しく学べる環境作りに力を入れています。私の経験と知識を活かして、多くの子どもたちとその家族に貢献できることを嬉しく思っています。

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