先日、ある二年生の男子生徒さんの授業に伺いました。
その際、帰り際にお母さまからこんな話を聞きました。
2年生になって約1カ月。ある休日急にその子は泣いてしまったそうです。
お母さんが話を聞くと、学校で・習い事などで少し疲れも出てきて、しんどかったそうです。
そこでお母さまのとった行動は・・・
息子さんに色々と話をさせて、何がしんどいと感じていて、何を休憩したいかを聞いたそうです。
その子は自分で「やらないといけないこと」「やりたいこと」「休憩したいこと」を決めたそうです。
そしてその決めた事を、お父様に自分の口から説明して、一緒に考えてお子さんの意志を尊重され、休憩する習い事を決められたそうです。
素晴らしいご家族ですよね。
また習い事を、いきなり「辞める」という選択ではなく、「休憩」という選択をしたこともいいことだと思います。
親御さんにとって「辞め癖がついてしまうのではないか」と心配されますよね。
少し休憩して、どうしてもしんどいと感じた時は、その時は辞め時なのかもしれません。
投稿にも書かせていただいたことがありますが、「子どもに決めさせること」は大事なことです。
幼いながらに、ちゃんと自分の意見を持っていて、それを頑張って親御さんに伝えて、一緒に考えて・・・。
これこそが、大事な幼児教育だと思います。