教室に通う保護者の方から、心に残るエピソードを伺いました。
その方は以前、あるサービス業に従事し、忙しい日々を送っていました。その会社の決められたやり方に合わせる必要があったり、時間に追われながら仕事をこなしたり……。本当はもっとお客様一人ひとりに丁寧に向き合いたいのに、それが難しい環境だったそうです。家事や子育てとの両立も重なり、気づけば心の余裕が少しずつ削られていきました。
そんな中、ある日ふと、子どもが「お手伝いをしたいから、お小遣いがほしい」と言い出しました。普段あまりしない申し出に驚きながらも、その言葉に応えていたお母さん。
しばらくして、その子が小さな手でお金を差し出しながら、こう話したそうです。
「これ、ママにあげる。仕事を休んでゆっくりして。」と
その瞬間、お母さんの胸に深く響くものがあったといいます。
“私は誰のために、なんのために働いているんだろう”
そんな問いが心に浮かび、これまで当たり前と思っていた働き方を見つめ直すきっかけになったのだそうです。
そこから、ご自身のペースでの働き方を少しずつ探し始められたそうです。
家族の誰も悪くない。それぞれが、それぞれの人のために働いているのに、それがだんだんと分からなくなっていく。
そして、気づけば大切な家族につらく当たってしまったり、傷つけてしまったり・・・。
子どもはそんなお母さんの気持ちに誰よりも早く気づき、それをどうにかしたいと考えていて。
お子さま自身も学校に行くのが少ししんどくなったり、別に学校で嫌な思いをしているわけではないのに、休みたくなったり・・・。
そんな中でも、自分にできる精一杯のこと考え行動し、お母さんにその気持ちをぶつけた。
その方法も、この記事を書いているだけで涙が出ていますが、最高な思いやりの行動じゃないですか?!
そしてそんなお子さまの気持ちを、またまっすぐに受け止めたお母さん。
とても素敵な親子ですよね。
今では、家族の関係もとても良好。
素敵なワークバランスでご家庭・育児・仕事を両立させておられます。
ついつい頑張りすぎてしまいがちな私たち。
少し手を抜いてもいいし、できない部分は外部委託していいと思います。
その分できた時間をお子さまと楽しく過ごす。
その方が母にも余裕ができ、子どもはご機嫌な母と一緒に過ごすことができ、そんなご機嫌な母と子を見ているお父さんもまたハッピーになる。ウィンウィンウィン!!ですね

