すぐに結果を求めない子育て~8年かけて実をつけた柿の木が教えてくれた教育のかたち~

私の子どもたちはすでに社会人になり、私の周りには子育てがひと段落した友人がたくさんいます。
今日は、その中の一人から聞いた、あるお話を紹介させてください。

その方とは、息子同士が中学・高校の同級生で、私たち親もPTA活動を通して知り合い、友人となりました。

その息子さんが、まだ小学生だった頃、親子で柿を食べていたときのこと。
息子さんがふと「この種を庭に埋めたい」と言い出し、実際にその柿の種を庭に埋めて、大切に育て始めたそうです。

ことわざにもあるように、柿の木は実をつけるまでに長い年月がかかります。
その柿も、本当に8年の時を経て、実をつけたそうです。

その柿は渋柿だったそうで、それ以来、毎年干し柿にして食べるのが恒例になったそうです。
社会人になった息子さんも、毎年お正月にはその手作りの干し柿を食べながら、当時のことを懐かしく思い出し、家族で楽しい時間を過ごしているそうです。

この話を先日初めて聞いて、なんだか心がほっこりしました。
子どもの何気ない一言を、「無理だよ」と流さず、きちんと受け止めたお母さん。
正直なところ、「そんなに広い庭、なかなかないよね」とつっこみたくもなりますが、きっと一緒に話をしながら水をあげたり、成長を見守ったりしていたのでしょう。

教育というと、つい「何を教えるか」に目が向きがちですが、こうした日常の関わりの中で育まれるものこそ、子どもの心に長く残るのかもしれません。

そんなことを改めて感じさせてもらった出来事でした。
忙しい毎日の中でも、こうした瞬間を大切にしていきたいですね。

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この記事を書いた人

ふみ先生
17年前までは普通の主婦として家庭を支えていましたが、子どもたちの成長を見守る中で、介護福祉士として数年働いた後、幼児・小学生向けの天才児育成に特化した塾で10年間講師を務めました。現在は個別の家庭学習指導を行い、3年ほどの経験があります。
私の教育に対する思いは、幼児期からの思考力や計算能力の育成が、その後の学業や受験に大きく影響すると信じていることです。特に、親子間の会話や日常生活での学びが重要であり、楽しく無理なく学ぶ環境を提供することを心がけています。
近年、働くお母さんが増え、子どもとの時間が取りにくくなっている現状を理解しており、そのような親御さんをサポートしたいと考えています。私自身も2人の子育てを経験しており、娘は公立外国語大学に進学し、息子は東京大学に進学しました。この経験を活かし、他の親御さんのお手伝いができればと願っています。
現在は「サニーサイド」の代表講師として活動し、子どもたちが楽しく学べる環境作りに力を入れています。私の経験と知識を活かして、多くの子どもたちとその家族に貢献できることを嬉しく思っています。

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